今回、メジャーを使ってマストトップからダウンホールまでの距離(ラフ長)を数値で明確にしました。ブーム長に関しても、ダウンホールから高さ(120cm)を測り、測定位置をすべてのセイルサイズで一定にした上で、マストからクリュ−までの距離を測リ、より確な数値を出しました。これはどんなジョイント、ブームを使用していても、誰でも参考にすることができるセッティングデータを出すために行われたものです。そして、自分のセッティングデータを明確に管理でき、今後のセッティングにも生かすことができます。
また、マスト(新旧マスト)を変えながら、詳細なデータを取れたことは、これまでのセッティングの考え方を大きく変えることになりました。マストを変えて自分が思うベストセッティングを出したところ、ダウンテンションの数値(ダウンシートの引き具合)は違っても、ラフの長さ(トップからダウンホールの長さ)は同じになる。これには驚きました。これは、マストのベント率が同じでも曲がる場所が違うため起こる現象だと考えられます。このデータを蓄積していけば、わかりやすいデータ表示を示していけると思います。
最後に、新旧マストで08セイルをセッティングした場合、旧マストでは、セイルの反応が早く、パワーをすばやく伝え、走りだし、トップスピードに優れていると思われ、NEWマストでは、セイルがソフトになり、パワーが扱いやすくなり、ハンドリングがしなやかなフィーリングになると思われます。 |